パッケージのこだわり

売れているパッケージからは学ぶべき点が多いと思います。

これは小布施の「竹風堂」の化粧箱(包装紙)と紙袋。

デザイン的には、和風でいたってシンプル。

紙袋はやや古臭さを感じますが、包装紙は栗のイラストが全面に描かれ、さほど古く感じません。

社名が小さく印刷されていますが、創業明治26年と書かれているところが、伝統を感じさせ良いと思います。


そして中身。

栗ようかんが個包装されています。

「小冊子」と「しおり」が」が入っていて、お店の紹介と栗ようかんの説明が書かれています。

小布施栗というのは、紀州みかん、甲州ぶどうと並んで、徳川の3大果とされた逸品と書かれています。

 なるほど~。

これをお土産にもらったら、多分読むでしょうね~。

そして商品価値が正しく伝わり、さらにおいしく感じるのではないでしょうか?

コストの事を考えたら、「小冊子」と「しおり」は入れる必要はないですよね。

でも自社の商品価値を正しく伝え、買う理由としてもらえれば、リピート化につながり、結果的に収益UPにつながる。

そういう風に考えているのではないでしょうか?

ちゃんと小冊子の裏面には、申し込みの電話番号も入っているし。

業績の良い会社は、こうした宣伝をしっかりしてますね。

細かいようですが、とても大切なことだと思います。



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